本の最後の一行から、木曽馬を調べているという方が来られました。

「店長、お客さんが、木曽馬の事を聞きたいそうです。」ってスタッフが
呼びに来ました。
木曽馬と言えばハクレイだよね。と思いながら行ってみると、男の方がおいでました。
なんでも、昔、長野から連れてきた木曽馬の事をいろいろ調べてるそうで、キゴ山からホリ牧場へ来るときには他に馬はいなかったんですか?との事。
牧場長に電話して聞いてみると、その時はハクレイしかいなかったそうです。
他にもいたとすると、ハクレイ1頭になる前に死んだんじゃないかなって事でした。

ここに木曽馬のハクレイがいる事を、私のブログで見て来られたそうです。そういえば、ちょっぴり丁寧にハクレイのこと書いたことあるな~。

そんな事を話していたら、昔、長野から木曽馬を歩いてひぱってきたんだよって言ってた人がいた事を思い出しました。
大人や子供で、何日かかけて長野から引っ張ってきて、新聞に載ったって言ってたな~。
その話をすると、その人湯涌の方じゃないですかっていうから、そうそう湯涌の人。小学校くらいの時に引っ張ってきたって言ってました。と言ったら、会いに行ってみるといわれてました。どうしてもわからない部分がわかるといいですよね。
この方、本を読んでいて、最後の1行に書いてあった言葉を読んで、木曽馬の事をいろいろ調べられてんだそうです。
全部わかったら、私も知りたいです。

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せっかくだから、ハクレイににんじんをあげてきます。
ということで、写真撮らさせていただく事にしました。
にんじん、もらってるハクレイもなんだか嬉しそうな顔してるな~。
お名前は鎌田さん。
日露戦争の頃に木曽馬の純血種はなくしていった時代があったそうですが、
その後、なんども交配してだんだん純粋な木曽馬に近づいてきていて、多分ハクレイはかなり純血種に近いと思いますよって言われてました。
日本の馬なので、足とかはしっかりしてる気がします。
昔の木曽馬は身体はもっと小さかったんじゃないかとも言われてました。
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キゴ山の時は、野生に近い暮らしをしてたから人になれてなかったって牧場長に聞いてます。鎌田さんも、その頃はあまり可愛がられていなかったように言われてました。
多分、ここへきて一番幸せなんじゃないかなって。
確かに、みんなが可愛がって下さるので、穏やかになってるとおもいます。
時々、小さい子でも大人の方でも馬たちが大好きで癒されてるんだろうなって
感じる時があります。
ほんとに大好きって、見たらわかるもんなんだな~って思います(^^)
この後、鎌田さんは帰って行かれました。
「ハクレイを大事にしていってくださいね。そして、ここで長生きしてほしい。」って、言い残して。
そう言えば、今日ノートに書いてあったページにも馬に癒されると書かれてありました。馬って、そんな力があるのかも(^.^)

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